飯野海運、原油タンカー「KIHO」譲渡へ、約69億円の特別利益計上見込み

■2006年建造30万DWT級タンカー売却、経営資源の最適化へ

 飯野海運<9119>(東証プライム)は3月6日、連結子会社DRAGON’S MOUTH CARRIERS S.A.が保有する大型原油タンカー「KIHO」を譲渡すると発表した。譲渡は同日開催の取締役会で決議されたもので、対象船舶は2006年建造、載貨重量屯数30万866DWTの大型原油タンカーである。

 譲渡益は約69億円を見込む。譲渡価額および帳簿価額は守秘義務により非開示とするが、市場価格を反映した適正な価額での取引としている。譲渡先は海外の第三者法人で、同社グループとの間に資本・人的・取引関係はなく、関連当事者にも該当しない。

 譲渡時期は2026年4月上旬から5月下旬を予定する。経営資源の有効活用と資産効率向上が目的で、2027年3月期の連結決算において固定資産売却益として約69億円の特別利益を計上する見通しだ。一方、航行地域の地政学的情勢など不可抗力事由により譲渡契約がキャンセルとなる可能性や、寄港スケジュールの変更などに伴う不確実性もあるとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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