ノザワが急騰、期末配当43円へ増配、株主優待制度も新設

■2026年3月期の期末配当を40円から43円へ引き上げ

 ノザワ<5237>(東証スタンダード)は3月6日14時30分、2026年3月期の期末配当予想の修正(増配)および株主優待制度の導入を決議したと発表した。株主還元の強化と株式の魅力向上を目的とした施策であり、配当水準の引き上げと優待制度の新設を通じて中長期の株主保有を促す方針である。

 配当については、同社の配当方針である「連結配当性向30%またはDOE(連結株主資本配当率)3.0%のいずれか高い方」を目安とする方針を踏まえ、2026年3月期の期末配当予想を従来の40円から43円へ引き上げた。増配後の年間配当は43円となる見込みであり、同件は2026年6月開催予定の第166回定時株主総会に付議する予定である。

 併せて株主優待制度を導入する。対象は毎年9月末時点で100株以上を6カ月以上継続保有する株主で、初回基準日は2026年9月30日。6カ月以上3年未満の保有株主にはQUOカード1,000円分、3年以上保有の株主には3,000円分を贈呈する。優待は毎年12月上旬に発送する報告書に同封する予定で、株式の認知度向上と中長期保有の促進を図る考えである。

■株主還元強化を材料視、年初来高値圏を意識

 株価は、前日比64円高の1164円(15時4分現在)と急騰している。2026年3月期の期末配当予想を40円から43円へ増配する修正と、株主優待制度の導入を発表したことが材料視された。100株以上を6カ月以上保有する株主にQUOカードを贈呈する内容で、株主還元の拡充が評価された。株価は一時1209円まで上昇し、2月9日に付けた年初来高値1220円に接近する場面もあった。出来高も13万株超と膨らみ、短期資金の流入が目立った。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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