【株式市場】前場の日経平均は109円安、7日ぶり反落模様だが一時314円安から復調

◆日経平均は3万5792円06銭(109円73銭安)、TOPIXは2512.29ポイント(12.31ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は8億895万株

 1月16日(火)前場の東京株式市場は、米国株式の休場に加え、日経平均が直近の6連騰で3000円近い上げとなったため一服・小休止を想定する相場観が増えたもようでソニーG<6758>(東証プライム)、トヨタ<7203>(東証プライム)などの主力株を中心に反落模様となった。中で、日本郵船<9101>(東証プライム)などの海運株は一段と上げ紅海での軍事緊張を材料視。すかいらーくHD<3197>(東証プライム)は月次動向など好感されて高い。日経平均は朝寄り直後の53円89銭高(3万5955円68銭)を高値に下げはじめ、午前10時半にかけて314円26銭安(3万5587円53銭)まで下げ、7日ぶりの反落模様だが、前引けは100円安にとどまった。

 古野電気<6814>(東証プライム)が活況高となり第3四半期決算など好感。いちご<2337>(東証プライム)は発行株数の3%近い規模の自社株買いなど好感されて出直り強め高値更新。JALCOホールディングス<6625>(東証スタンダード)は業績予想の増額修正が好感され急伸高値。ポエック<9264>(東証スタンダード)は四半期決算が連日好感され2日続けて大幅高。ジィ・シィ企画<4073>(東証グロース)は対面決済にかかわる新サービス発表が材料視され一段と上げストップ高。売れるネット広告社<9235>(東証グロース)はネット通販業界に特化したM&A新事業に期待集まり一時ストップ高。

 東証プライム市場の出来高概算は8億895万株、売買代金は2兆1163億円。プライム上場1657銘柄のうち、値上がり銘柄数は370銘柄、値下がり銘柄数は1234銘柄。

 東証33業種別指数は4業種の値上がりにとどまり、海運、証券商品先物、鉱業、その他金融、が高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る