日立金属は中国のレアメタル取引所動揺と伝わり大台割るが下支え圏に

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 日立金属<5486>(東1・売買単位100株)は後場1399円(55円安)で売買開始となり、取引時間中としては2014年5月以来の1400円割れとなっている。ネオジム磁石などで知られ、全体相場の下げに押されているほか、「中国にある世界最大級のレアメタル(希少金属)取引所で投資商品が換金不能になり、動揺が広がっている」(共同通信9月22日付北京発)と伝えられたことも手控え要因になっているようだ。もっとも、2012年末から14年末にかけて長期上昇した相場では、途中1400円前後でもみ合いを形成した。このためテクニカル的には1400円前後に堅固な下支えが存在すると見ることができる。この点では、全体相場が安定化すれば反発に転じる余地は大きいといえそうだ。

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