【株式市場】株価指数の先物先行型で下押し材料株など個別物色

株式市場 日経平均株価

◆日経平均の前引けは1万7647円45銭(422円76銭安)、TOPIXは1435.71ポイント(26.67ポイント安)、出来高概算(東証1部)は11億4862万株

チャート10 24日前場の東京株式市場は、NY株式がシルバーウィーク直前から合計390ドル下げたことなどが影響して株価指数の先物先行型で下押す展開となった。日経平均は267円安で始まった後もジリ安を続け、中国株が堅調に始まっても反応薄。前引け間際に440円03銭安(1万7630円18銭)まで下げ、取引時間中としては9月15日以来の1万8000円を割り、前引けは422円76銭安の1万7647円45銭となった。

 首相がGDP(国内総生産)600兆円を目標として経済最優先の政策を行うと伝えられたが、日経平均の反応は限定的。しまむら<8227>(東1)が9月28日の四半期決算発表などに期待再燃とされて戻り高値に進み、鹿児島銀行<8390>(東1)肥後銀行<8394>(東1)は10月1日に統合持株会社が上場することなどが言われて両銘柄とも年初来の高値に進み、パシフィックネット<3021>(東マ)はスマートフォン、タブレット端末の中古機市場の拡大などが言われて年初来の高値。ネクストウェア<4814>(JQS)は防災通報システムなどが注目されて急伸。

 東証1部の出来高概算は11億4862万株、売買代金は1兆3052億円。1部上場1899柄のうち、値上がり銘柄数は365銘柄、値下がり銘柄数は1455銘柄となった。

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