【株式市場】前場の日経平均は618円高、NY最高値と日銀姿勢など好感され一時バブル後の高値を更新

◆日経平均は3万6738円42銭(618円50銭高)、TOPIXは2561.74ポイント(11.79ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は9億7473万株

 2月8日(木)前場の東京株式市場は、NYダウとS&P500種の最高値を受けて米国景気好調の恩恵に期待が強まり、トヨタ<7203>(東証プライム)は朝寄り後に多少ブレーキがかかっただけで次第高となり実質最高値を連日更新。東京エレク<8035>(東証プライム)やアドバンテ<6857>(東証プライム)は次第高となって日経平均を牽引し、業績予想を増額したソフトバンクG<9984>(東証プライム)も牽引。自社株買いの協和キリン<4151>(東証プライム)は大幅反発となった。日経平均は138円高で始まり、次第高から一段高となって前引け間際には621円95銭高(3万6741円87銭)まで上げ、終値ベースでは1990年2月以来の高値を上回った。

 日銀副総裁が地方公演でマイナス金利解除後も「緩和的な金融環境」(日経速報ニュースより)を継続する可能性に言及とされ、軟調だった不動産株が11時頃から急浮上し三菱地所<8802>(東証プライム)は堅調転換。日本製鉄<5401>(東証プライム)は業績予想の増額など好感されて一段と出直り拡大。伊勢化学工業<4107>(東証スタンダード)は12月決算と今期予想など好感されストップ高。ポプラ<7601>(東証スタンダード)、スリーエフ<7544>(東証スタンダード)はローソンの件で連想買いとされ一段高。売れるネット広告社<9235>(東証グロース)は新事業に続きマーケティング支援企業へのM&Aが材料視され連日ストップ高。monoAI technology<5240>(東証グロース)はメタバースを活用した次世代マーケティングなど注目され急伸。

 新規上場のVeritas In Silico<130A>(東証グロース)は、銘柄コード番号に英文字併用の第1号銘柄。買い気買いをセリ上げたまま初値がつかず、前引けは1800円(公開価格1000円の80%高)で買い気配となっている。

 東証プライム市場の出来高概算は9億7473万株、売買代金は2兆7821億円。プライム上場1657銘柄のうち、値上がり銘柄数は455銘柄、値下がり銘柄数は1157銘柄。

 東証33業種別指数は15業種が値上がりし、輸送用機器、その他金融、その他製品、電気機器、精密機器、情報通信、医薬品、鉄鋼、金属製品、保険、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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