DNAチップ研究所がストップ高買い気配、7遺伝子版「肺がんコンパクトパネルDxマルチコンパニオン診断システム」の保険適用を発表

株式市場 銘柄

■新たな肺がん遺伝子検査の保険適用開始

 DNAチップ研究所<2397>(東証スタンダード)は2月28日、ストップ高買い気配となっている。同社は本日から「肺がんコンパクトパネル Dxマルチコンパニオン診断システム」の7遺伝子版の保険適用を開始し、3月1日からは大手検査センター3社での検査受付を開始すると発表。これにより、非小細胞肺癌患者のコンパニオン診断として、7遺伝子の変異検出及び薬剤の適応判定が保険診療で行えるようになる。

 DNAチップ研究所は、肺癌治療の進展に伴い、新しい分子標的薬の上市に合わせて製品改良を継続し、最先端の遺伝子解析技術を用いて医療現場のニーズに応え、患者の治療成績とQOLの向上に貢献する。現在、4遺伝子版の検査数は順調で、7遺伝子版の導入により検査数が大幅に増えると予想される。

 検査概要として、対象遺伝子はEGFR、ALK、ROS1、MET、BRAF、KRAS、RETであり、保険点数は20,000点である。関連する医薬品としては、ゲフィチニブ、エルロチニブ塩酸塩、アファチニブマレイン酸塩、オシメルチニブメシル酸塩などがある。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京大学発スタートアップが開発、19自由度のヒューマノイドロボット  東京大学発スタートアップH…
  2. ■売却面積は約1.6倍に、総額1,785億円超の譲渡価額  東京商工リサーチは6月30日、2024…
  3. ■従来の検索では見つけられなかった本との出会いを創出  富士通<6702>(東証プライム)傘下の富…
2025年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■日経平均史上最高値更新、夏枯れ懸念を払拭  前週末15日のマーケットは、お盆を象徴するかのように…
  2. 【ダブルセット・フルセット銘柄、夏休み明けも底堅さに期待】 ■上方修正・増配・株式分割の好材料銘柄…
  3. ■上方修正・下方修正問わず買い集まる異例の展開  3連休入りした9日の成田空港では、夏休みを海外で…
  4. ■株主還元強化が市場の安心材料に  東京エレクトロン<8035>は8月1日、2025年3月期の業績…
  5. ■市場の霧が晴れ始めた、個別銘柄の好調が投資家を惹きつける  前週31日の植田和男日銀総裁の記者会…
  6. ■利上げか、現状維持か?日銀総裁の決断で明暗分かれる8月相場  日銀の金融政策を巡る不確実性が続く…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る