パワーエックス、本社ライン増設と北海道新工場で蓄電生産拡大、3拠点体制構築へ

■本社工場は年2GWh体制へ、マザー工場として技術・品質中核担う

 パワーエックス<485A>(東証グロース)は3月23日、本社工場に大型蓄電システムの製造ライン増設および北海道苫小牧市に新工場を開設することを発表した。総事業費は本社増設で20億円、新工場で30億円を見込み、2027年1月に本社、同年6月に北海道での稼働開始を予定する。主力製品「Mega Power 2500」の量産体制を強化する狙いだ。

 本社工場では既存設備を活用し、大型蓄電システムの生産を追加、年間800台(約2GWh)の能力を確保する。北海道新工場も同規模の生産能力を持ち、既存建屋の改修により短期間で立ち上げる計画である。苫小牧港や新千歳空港に近接する立地を活かし、主に北海道・東北向けの供給拠点とする。

 本社工場、北海道新工場、玉野市内の提携工場を含む3拠点体制により、2030年に年間7.5GWhの製造能力構築を目指す。本社はマザー工場として技術と品質管理の中核を担い、製造拠点の分散で災害対応力を高める。拡大する蓄電需要に対応しつつ、国内製造の強化を通じてエネルギー自給率向上と再生可能エネルギー導入の加速に寄与する方針だ。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■年間供給1万8000戸、ナショナルビルダーへ加速  住友林業<1911>(東証プライム)は2月1…
  2. ■募集社数は減少も人数は78%増、製造業で顕著  東京商工リサーチは2月5日、2025年の上場企業…
  3. ■老朽化・投資不足が直撃、地方で倒産・廃業7割超  帝国データバンクは2月6日、2025年に発生し…
2026年3月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031  

ピックアップ記事

  1. ■自己株式取得銘柄に投資妙味  山王<3441>(東証スタンダード)は3月13日、今7月期業績の上…
  2. ■自己株式取得株に「PKO」効果を期待しリスク最小化も一策  どこもかしこも春の嵐である。前日22…
  3. ■経営統合や事業転換、ブランド強化など多様な狙いが背景  社名変更は、経営統合、事業構造転換、持株…
  4. ■4月相場を直撃する「トリプル安」、新年度相場は出鼻から波乱含み  4月1日は元来、証券業界にとっ…
  5. ■JR東日本、約40年ぶり運賃改定で鉄道株に注目  JR東日本<9020>(東証プライム)は3月1…
  6. ■中東情勢の行方が左右する「彼岸底」シナリオと原油危機回避の可能性  願わくば少なくともアノマリー…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る