クレスコは昨年来の高値に向け上値を追う、M&Aや配当性向の拡大などで注目度強い

■配当性向は30%から40%に拡大し24年9月中間配当から実施

 クレスコ<4674>(東証プライム)は3月6日、再び上値を追う相場となり、2093円(57円高)まで上げて約1週間ぶりに直近の高値を更新し、昨年来の高値2184円(2023年6月29日)に向けて上げ基調となっている。情報システムの設計、開発、運用管理、保守から調査、分析、技術支援などまで行う複合IT企業で、直近は、2月26日にTインフラ設計構築などを行うジェット・テクノロジーズ株式会社(東京都新宿区)へのM&A(完全子会社化)を発表したことなどが好感され、28日に直近の高値をつけていた。業績は堅調で、2025年3月期の中間配当から配当性向を拡大する予定。子会社化によるシナジー効果への期待などが再び強まる相場になっている。

 AI分野では、社内の業務効率化と顧客への提案内容の高度化を目的として、Microsoft社の「AzureOpenAI Service」を利用した生成系AIチャットサービス「CrePT(クレプト)」を構築し、2023年6月には同社のAI専門家による「AIエスコート」サービスの提供を開始し、10月には数理最適化手法を用いてホテルの部屋割り業務を効率化するツールである「RooMagic」をリリースした。

 株主還元では、2月に配当性向のメドを「当期純利益の30%相当」から「当期純利益の40%」に拡大し、25年3月期の中間配当から実施するとして注目を集めた。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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