TDCソフトが上場来高値に迫る、3月末に株式2分割、すぐに享受でき即効性ある株価材料として好感

■3月期末配当は48円の予定(前期比18円の増配)

 TDCソフト<4687>(東証プライム)は3月11日、大きく出直る相場となり、午前11時にかけて9%高の2316円(189円高)まで上げ、株式分割を考慮した上場来の高値2345円(2024年2月19日)に迫っている。前取引日・8日に株式2分割を発表。分割割合は大きくないが、基準日を24年3月31日としたため、すぐに享受できる即効性のある株価材料として好感されている。

 また、同社は2月下旬に今3月期末(24年3月期末)の配当予想の増額修正を発表し、1株につき従来予想比8円増の48円の予定(前期比18円の増配)とした。これらを確保するには、3月末の権利付最終日(24年は3月27日)までに買い付けることになる。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■シスルナ経済圏構築に向け、グローバルなパートナーシップを強化  ispace(アイスペース)<9…
  2. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  3. ■物価高・人手不足が直撃、倒産件数29カ月連続で増加  帝国データバンクの調査によると、倒産件数が…
2024年12月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031  

ピックアップ記事

  1. ■業績上方修正、増配、自己株買い…メガバンクが躍進  同コラムでは、11月11日付けで業績を上方修…
  2. ■サンタクロースはGPIF?日経平均急騰の背景と、日米中銀の思惑  突如、「餅つき相場」、「クリス…
  3. ■低位株と割安銘柄で挑む12月決算市場  12月期決算銘柄の師走相場では、業績を上方修正し増配を発…
  4. ■師走相場、守りと攻めの二刀流で挑む年末投資戦略  「守るも攻めるも」あと1カ月である。師走相場が…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る