三菱商事が上場来の高値を更新、日銀「マイナス金利」解除後も超低利継続の予想、商社株に追い風

株式市場 銘柄

■新NISAで高人気とされ日経平均の上げにともなう連動買いも支援

 三菱商事<8058>(東証プライム)は3月18日、再び上値を追う相場となり、午前10時30分にかけて4%高の3430円(122円高)まで上げて約2週間ぶりに実質的な上場来の高値を更新している。3月期末配当銘柄の配当権利付き最終日(買付期限)が2024年は3月27日になり、これに向けて同社株は新NISA対象として人気が高いとされている上、日経平均の大幅高を受け、日経平均連動型の運用を行う上で中核銘柄の一つとして買いが増幅しているとの見方もある。

 また、商社株にとっては低金利が追い風とされ、日銀が3月18、19日に開催する予定の金融政策決定会合では、「マイナス金利」を解除しても金融政策自体は引き続き超低金利を継続との予想が支配的のようで、買いをアト押しする要因とされている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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