【引け後のリリース】化粧品OEMなどの日本色材工業研究所が増額修正

引け後のリリース

■フランスで医薬品受注が好調、化粧品インバウンド消費も期待要因

 化粧品の相手先ブランド(OEM)生産や医薬品を製造する日本色材工業研究所<4920>(JQS・売買単位100株)は29日の取引終了後、2016年2月期の連結業績予想を大幅に増額修正して発表し、2月通期の営業利益は従来予想を53%増額して1.85億円の見込み(前期は2.1億円の赤字)に見直した。第2四半期までで計画以上の経費削減が奏功し、フランス子会社THEPENIERPHARMA INDUSTRIE S.A.S.(以下、テプニエ社)で医薬品の受注が計画を上回った。

 通期の予想1株利益は3.4円の見込みから5.6円の見込みに引き上げた。日系各社の化粧品はインバウンド消費(訪日観光客による消費)の人気商品として品切れになる品目の増加がTVの報道番組などで伝えられており、中国では10月1日の「国慶節」から7日まで大型連休になるため、株式市場でも関連銘柄の人気再燃が期待されている。

 日頃から商いの薄い銘柄で、29日の株価は売買が成立せずじまい。直近で値がついたのは28日の293円だった。ここ数年は業績が今ひとつで、前期は赤字だった。このため、2013年7月の400円を上値に2年以上も調整が続いているが、調整期間が長いだけに、業績が上向けば反騰も素早くなる可能性がある。

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