And Doホールディングス、老後の資金づくりを支援するマッチングサイトを開設

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■『シニア向けローン相談所』をオープン、不動産を活用した様々な資金調達法を提案

 ハウスドゥブランドで不動産事業を全国展開するAnd Doホールディングス<3457>(東証プライム)と連結子会社の株式会社フィナンシャルドゥ(大阪府大阪市)は、このほど、老後の資金づくりに悩むシニア層と、金融機関をつなぐマッチングサイト「シニア向けローン相談所」を開設した。両社が3月25日の午後に発表した。

 少子高齢化、長寿命化が進む我が国において、シニア層の老後資金需要が拡大する中、ハウスドゥグループでは、社会課題の解決に貢献すべく、老後の資金づくりや資産整理、住宅ローンの負担軽減など、さまざまな資金使途に活用可能な『ハウス・リースバック』や、金融機関との提携による『リバースモーゲージ』保証事業の拡大に努めている。

 それぞれサービス開始から順調に利用の拡大は進んでいるものの、当社が実施した「老後の住まいとお金に関するインターネット調査」(2023年9月)では、老後の生活資金に対して70%以上が不安を感じている一方で、リースバックやリバースモーゲージといった資金作りの方法の認知度は、約20%程度に留まっている。

 このたび開設したマッチングサイト「シニア向けローン相談所」では、リバースモーゲージをはじめとして、ハウス・リースバックや買取りサービスも含め不動産を活用したさまざまな資金調達方法を提案し、金融機関とシニア層をつなぐことで、リバースモーゲージの普及拡大及び利用促進と老後資金づくりの支援を目指していく。

 今後もハウスドゥグループは、リバースモーゲージ保証事業の成長を図り、市場のニーズが高まるシニア層に向けた商品の拡充と、不動産を活用したサービスの提供により、日本経済の活性化に貢献していく方針だ。

 フィナンシャルドゥのリバースモーゲージ保証事業の提携金融機関数は、2024年2月末時点で銀行、信用金庫など全国50機関に達した。保証残高も、2017年10月に本格的に開始して以降、23年10月末時点で150億円を突破し153億48百万円に増加している。

【シニア向けローン相談所の主な特徴】
■ニーズに合った資金作りの方法がわかる「かんたんチェック」
・簡単な質問に答えるだけで、ニーズに合った資金づくりの方法を知ることが可能。
■金融機関とのマッチング(順次拡大予定)
・住所などの情報をご入力いただくと、査定額の目安を知ることができる
・また、リバースモーゲージが利用可能な最寄りの金融機関を検索し、表示された金融機関にまとめて資料請求することもできる
・フィナンシャルドゥが提携する金融機関以外のリバースモーゲージ取扱金融機関も掲載可能
(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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