巴コーポレーションが急騰、関連会社2社を連結子会社化、特別利益100億円を見込む

■シナジー効果の創出と業務運営の効率化に期待

 巴コーポレーション<1921>(東証スタンダード)は3月26日、81円高(12.24%高)の743円(9時49分)まで上げて年初来高値を更新し急騰している。同社は3月25日、持分法適用関連会社である巴技研と泉興産の株式を追加取得し、両社を連結子会社化すると発表。巴技研は特殊建方工法や免振デバイスの分野で高い評価を受けており、泉興産は都心に多数の不動産を保有する。この連結子会社化により、シナジー効果の創出と業務運営の効率化が期待される。

 巴技研の資本金は1億円、設立は昭和41年で、主要な事業内容は格納庫扉開閉装置や免振デバイスの設計・製造である。泉興産は不動産賃貸業を営み、資本金は3億6000万円、設立は昭和39年である。両社の連結子会社化により、令和7年3月期第2四半期連結会計期間には約100億円の特別利益が見込まれる。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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