インテージHDは後場一段と強含む、この12月から中間配当を開始、株主優待とダブルで享受できる好機で注目強まる

■優待は1単元(100株)以上保有する株主から

 インテージHD(インテージホールディングス)<4326>(東証プライム)は12月10日の後場、一段と強含む相場となり、3%高に迫る1642円(45円高)まで上げている。市場調査の最大手で、今期・2025年6月期から中間配当(12月中間配当)を行うと発表済み。また、株主優待は従来から「毎年12月31日現在の当社株主名簿に記載された、当社株式を1単元(100株)以上保有されている株主」を対象としているため、この12月は中間配当と株主優待を一緒に享受できることになり、注目が高まっている。

 中間配当(12月期末配当)は、8月に発表した第1四半期決算の時点で1株22円50銭の予定。期末配当も同22円50銭の予定とした。

 また、株主優待は、23年度の実績では、100株以上199株以下の株主には『Kids Smile QUOカード500円分』(カード1枚につき50円が、東日本大震災被災地の子どもたちを笑顔にするための活動に寄付される)を贈呈。200株以上399株以下の株主には『Kids Smile QUOカード1000円分』(同)を贈呈。400株以上の株主は、優待品一覧と申込書を送付し、保有株数に応じて2000円相当(400株以上999株以下)、4000円相当(1,000株以上4999株以下)、8000円相当(5000株以上)など、グルメセットやフルーツ、防災セットを選択できる方式となっている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る