ベステラが続伸基調。7月15日に144万株(消却前発行株数の13.91%)を消却、株式価値向上への期待強い

■第2、第3四半期にかけて大型工事が着工の予定

 ベステラ<1433>(東証プライム)は7月10日、続伸基調となり、午前10時半にかけては1149円(27円高)まで上げて強い値動きとなっている。7月15日付で普通株式144万株(消却前の発行済株式総数に対する割合13.91%)の消却を予定。6月9日に発表済みだが、株式価値が13.91%向上するとあって注目の強まる相場になっている。

 電力、石油精製、石油化学、製鉄、ガスなどのプラント解体で独自工法を提供し、第1四半期連結決算(2025年2~4月)は前期の赤字工事3件が解消され、見積・積算体制の強化により売上総利益率が正常化した。第2、第3四半期にかけて大型工事が着工の予定。今期は大型工事が売上貢献するまでの狭間の期間になるが、業績拡大を展望して注目を続ける投資家は少なくないようだ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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