住友不動産は連日高値を更新、不動産株一斉高の中で値動き軽快、大型プロジェクトの寄与にも期待

■1月に「虎ノ門一丁目開発」着工、4月は「GROWTH京都河原町」オープン

 住友不動産<8830>(東証プライム)は3月28日、続伸一段高で始まり、取引開始後は5612円(110円高)まで上げて上場来の高値を2日続けて更新している。26日に開示された『公示地価』を受けて不動産株が一斉に動意づいた中で、同社株の値動きが軽快なようで資金が集まる様子があるほか、4月1日にに京都市と連携した新たなインキュベーションオフィス「GROWTH京都河原町」がオープンする予定など、大型プロジェクトの寄与が控える点も材料視されているようだ。

 インキュベーションオフィス「GROWTH」は、東京地区でも人気のようで、23年12月には、住友不動産虎ノ門タワー(東京都港区)5階に開設している「GROWTH虎ノ門」を13階フロアにも増床し、両フロアともに満床稼働したと発表している。また、24年1月には「虎ノ門一丁目東地区第一種市街地再開発事業」を着工した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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