エア・ウォーターと神明ホールディングス、資本業務提携契約を締結、米・青果流通加工プラットフォームを強化

■持続可能な国内農業の発展を目指す

 エア・ウォーター<4088>(東証プライム)は3月28日、国内米卸最大手の神明ホールディングスと資本業務提携契約を締結し、3月29日付で同社株式60万株(発行済株式総数の4.7%)を取得することとなったと発表。ベジテック、デリカフーズホールディングス<3392>(東証スタンダード)を加えた4社連合で、米・青果流通加工プラットフォームを強化し、持続可能な国内農業の発展を目指していく。

 近年、日本の農業・青果流通は、高齢化による担い手不足、耕作放棄地の増加、物流2024年問題など、多くの課題を抱えている。エア・ウォーターは、これらの課題解決に向け、2023年2月よりベジテック、デリカフーズホールディングスと協業を進めてきた。

 今回の神明ホールディングスの参画により、4社の青果取扱量は業界最大規模の年間約90万トン(国内青果出荷量の7%)、売上高は合計7000億円と国内最大規模の連合体となる。

 4社は、米や青果の生産から販売までのサプライチェーンの中で、互いの機能を活用することで、持続可能な国内農業の発展と、産地と食卓をつなぐ米・青果流通加工プラットフォームの強化を目指していく。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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