【株式市場】前場の日経平均は466円高、NYダウ最高値など受け北米景気関連株など上げ材料株も活況高

◆日経平均は4万466円82銭(298円75銭高)、TOPIXは2773.14ポイント(22.33ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は7億2863万株

 3月29日(金)前場の東京株式市場は、NYダウの約1週間ぶり最高値とS&P500種の2日連続最高値などが好感され、ソニーG<6758>(東証プライム)やホンダ<7267>(東証プライム)、三井物産<8031>(東証プライム)などが反発して始まった後も堅調に推移し、欧州事業の構造改革を発表したセガサミーHD<6460>(東証プライム)も値上がり、原油高でINPEX<1605>(東証プライム)は高値更新。住友不<8830>(東証プライム)は公示地価で連日最高値。日経平均は109円高で始まり、中盤はダレ模様だったが前引けにかけて298円75銭高(4万466円82銭)まで上げて高値引けとなった。

 業績予想の増額と自社株買いを発表したフジ・メディアHD<4676>(東証プライム)が活況高。KOKUSAI ELECTRIC<6525>(東証プライム)は証券会社による目標株価など好感されて大きく出直り、タカキュー<8166>(東証スタンダード)は債務免除などの金融支援が決定とされストップ高買い気配。Birdman<7063>(東証グロース)は所属アーティストが大手製菓の新製品の広告に起用との発表を受け急伸。

 2銘柄が新規上場となり、グリーンモンスター<157A>(東証グロース市場)は前引け間際に1700円(公開価格980円の73%高)で初値をつけ、1990円の高値引け。マテリアルグループ<156A>(東証グロース市場)は1085円(公開価格は1180円)で初値をつけ、その後1180円まで上げ、前引けは1117円。

 東証プライム市場の出来高概算は7億2863万株、売買代金は1兆8459億円。プライム上場1652銘柄のうち、値上がり銘柄数は1363銘柄、値下がり銘柄数は247銘柄。

 東証33業種別指数は海運を除く32業種が値上がりし、不動産、鉱業、建設、繊維製品、非鉄金属、電力ガス、パルプ紙、機械、空運、水産農林、サービス、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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