オムロンが続伸、24年度後半に西武鉄道の21駅でクレカなどのタッチ決済サービスの実証実験を開始、期待強い

■シームレスに、より便利に移動できる環境の実現をめざす

 オムロン<6645>(東証プライム)は4月1日、続伸基調となり、5618円(207円高)まで上げた後も5600円台で推移し、下値圏からの出直りを継続している。「2024年度後半に『西武鉄道』21駅でクレジットカード(クレカ)等のタッチ決済による乗車サービスの実証実験を開始」と3月28日に発表しており、翌日から期待のこもる値動きとなっている。

 発表によると、実証実験の開始にあたり、西武線内の対象駅の自動改札機にタッチ決済読取部を搭載すると同時に、QRコードの読取部も搭載する。これにともない、22年9月よりサービスを開始しているデジタル企画乗車券についても、対象駅で自動改札機を通過できるようになり、これまで以上に便利に利用できるようになる。この取り組みにより、西武線沿線にお住まいの方はもちろん、秩父・川越などの観光エリアや、「西武園ゆうえんち」「ベルーナドーム」「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京」といったレジャー施設をはじめとした沿線の魅力あふれるスポットへお越しの国内外のお客さまにも、シームレスに、より便利に移動できる多様な乗車サービスを提供することが可能となる。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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