【株式市場】NY株続伸や中国のPMIなど好感し日経平均は中盤から一段高

株式市場 日経平均株価

◆日経平均の前引けは1万7690円70銭(302円55銭高)、TOPIXは1438.93ポイント(27.77ポイント高)、出来高概算(東証1部)は10億8784万株

チャート4 10月1日前場の東京株式市場は、NY株の大幅続伸235ドル高などが好感されてトヨタ自動車<7203>(東1)が7000円台を回復して続伸となるなど主力株が軒並み堅調。英調査会社による中国のPMI(製造業購買担当者景気指数)の確報値が伝わった中盤以降は、日経平均が一段高となり、前引け間際に326円40銭高(1万7714円55銭)まで上げた。主な株価指数はすべて続伸した。

 ダイセキ環境ソリューション<1712>(東1)が30日に発表した四半期決算などを好感して活況高となり、TASAKI<7968>(東1)は中国の国慶節連休による訪日観光客などが連想材料になり急伸。トランスジェニック<2342>(東マ)は1日から自己採取HPV併用検査を開始することなどが言われて続伸し、ODKソリューションズ<3839>(JQS)はマイナンバー制度スタートなどが言われて急伸。

 東証1部の出来高概算は10億8784万株、売買代金は1兆1933億円。1部上場1898柄のうち、値上がり銘柄数は1358銘柄、値下がり銘柄数は418銘柄。

 また、東証33業種別指数は30業種が値上がりし、値上がり率上位の業種は、その他金融、不動産、鉱業、電気機器、精密機器、輸送用機器、海運、銀行、証券・商品先物、などとなった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る