【株式市場】日経平均は263円高、後場一時364円高まで上げ大幅反発

◆日経平均は3万7053円10銭(263円07銭高)、TOPIXは2715.85ポイント(17.49ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は19億1685万株

 3月14日(金)後場の東京株式市場は、米国の夜間取引でダウ先物が高いとされ、日経平均が前引けより80円超高い210円高で始まり、その後は円安も追い風に次第高となって364円高(3万7154円)まで上げ、大引けも263円高。前日比で大きく反発した。「金」再騰と円安を受け住友鉱<5713>(東証プライム)が一段と上げ、古河電工<5801>(東証プライム)などの非鉄株も一段高。みずほFG<8411>(東証プライム)などの銀行株や重工3銘柄も一段と強含んだ。

 後場は、ツガミ<6101>(東証プライム)が一段高で始まり中国の景気刺激策など期待の様子。キオクシアHD<285A>(東証プライム)は高値更新幅を一段広げてもみあいSBIグループの国内半導体工場など期待材料の様子。アースインフィニティ<7692>(東証スタンダード)は正午の業績予想の増額発表が好感され急伸しストップ高。シキノハイテック<6614>(東証スタンダード)は知財ソリューション企業との戦略提携が連日好感され2日連続ストップ高。石井表記<6336>(東証スタンダード)は14時発表の本決算と自社株買いが好感され急伸。メディア総研<9242>(東証グロース)は15時発表の四半期決算が材料視されて急伸しストップ高。

 東証プライム市場の出来高概算は19億1685万株(前引けは10億4451万株)、売買代金は4兆8369億円(同2兆6485億円)。プライム上場1638銘柄のうち、値上がり銘柄数は958(前引けは811)銘柄、値下がり銘柄数は600(同754)銘柄。

 東証33業種別指数は26業種(前引けは21業種)が値上がりし、値上がり率上位は、非鉄金属、銀行、繊維製品、機械、保険、金属製品、証券商品先物、電力ガス、電気機器、石油石炭、輸送用機器、精密機器、水産農林、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る