鉄建建設が一段高、業績予想の増額など好感され5年ぶりの3000円台に進む

■施工高が予想を上回り完成工事利益も増加、「中期経営計画2028」発表

 鉄建建設<1815>(東証プライム)は4月24日、再び一段高となり、11%高の3005円(287円高)まで上げて2019年11月以来の3000円台に進み、午前11時を過ぎても3000円をはさんで売買され活況高となっている。23日の夕方、2024年3月期の連結業績予想の増額修正と「中期経営計画2028」を発表し、期待が強まっている。

 24年3月期の連結業績予想は、手持工事の施工高が予想を上回ったことや、完成工事利益の増加などにより、売上高は23年11月に開示した従来予想を6.1%上回る見込みに引き上げ、営業利益は同3.2倍に、親会社株主に帰属する当期純利益は21.7%上回る見込みに各々見直した。

 「中期経営計画2028」(2024年度から28年度までの5か年)では、28年度のROE(自己資本利益率)8%以上、24~28年度の配当性向50%程度、などをめざす。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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