
■連結決算に移行、業容は前年同期から大きく拡大
マルマエ<6264>(東証プライム)は9月16日、再び上値を追う相場となり、取引開始後に1824円(61円高)まで上げて2取引日ぶりに年初来の高値を更新し、その後も強い値動きを続けている。半導体製造装置の心臓部にあたる真空チャンバーなどの精密機器を手がけ、業績は好調。このところNY株式市場で半導体関連株の活況高が続き、NASDAQ総合指数などが連日最高値を更新していることを受け、買い先行となっている。
8月決算企業で、2025年8月期の決算発表は10月10日を予定し、業績への期待感も強いようだ。7月に発表した第3四半期決算(2024年9月~25年5月・累計、連結)は、高純度・高精密部品を手掛けるKMアルミニウム株式会社の子会社化により連結決算に移行したため前年同期との比較はできないが、売上高は72億69百万円(前年同期の非連結決算は33億44百万円)、営業利益は14億50百万円(同24百万円)、親会社株主に帰属する当期純利益は9億39百万円(同損失51百万円)で、業容が前年同期から大きく拡大した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)