パルコが第2四半期決算を好感して4ケタ回復

株式市場 銘柄

 パルコ<8251>(東1・売買単位100株)は12時30分に2016年2月期・第2四半期決算(15年3~8月、連結)を発表し、2月通期の営業、経常利益の見通しを各々従来予想より0.8%増額修正。株価は発表後に1000円(17円高)台に乗り、取引時間中としては9月17日以来の4ケタ(1000円)復帰となった。専門店事業や総合空間事業、その他事業とも好調。純利益の見通しは4%減額修正し、予想1株利益も減額して65円05銭としたが、株価は14時を回って1005円(22円高)と本日の現在高となっており、評価の強さがうかがえる展開になっている。8月下旬以降の全体相場の急落とともに1250円前後から9月29日に926円まで下げたばかりで、まだ本格的な反騰が発生していない。このため、回復相場が本格化した場合の反騰妙味は大きいといえる。

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