【株式市場】TPP関連株が一服し日経平均は小安いがTOPIXなど高い

株式

◆日経平均の前引けは1万8155円58銭(30円52銭安)、TOPIXは1479.74ポイント(3.90ポイント高)、出来高概算(東証1部)は9億7533万株

 7日前場の東京株式市場は、昼頃に日銀の金融政策会合(6~7日)の結果が発表になるため様子見ムードがあり、昨日活況高となったTPP(環太平洋経済連携協定)関連株も総じて反落となった。日経平均は朝方と11時前に2度1万8200円台に乗ったが押し返され、前引けは30円52銭安(1万8155円58銭)となった。ただTOPIXとJPX日経400は小高く、日経JASDAQ平均も高い。

 NY株の3日続伸などを好感してホンダ<7267>(東1)ファナック<6954>(東1)などが高くなり、三井不動産<8801>(東1)などの不動産株も堅調。ビッグデータ活用のALBERT(アルバート)<3906>(東マ)は内閣改造で「一億総活躍」大臣が新設されることなどが言われて急伸し、アサカ理研<5724>(JQS)は貴金属市況の回復などが言われてストップ高。セキュリティ関連株も動意活発。

 東証1部の出来高概算は9億7533万株、売買代金は1兆440億円。1部上場1899柄のうち、値上がり銘柄数は914銘柄、値下がり銘柄数は838銘柄。

 また、東証33業種別指数は22業種が値上がりし、値上がり率上位は、鉱業、石油・石炭、非鉄金属、パルプ・紙、輸送用機器、保険、卸売り、鉄鋼、機械、その他金融、などとなっている。

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