
■3D計測技術で輸送時の衝撃振動対策データを継続提供
パンチ工業<6165>(東証スタンダード)は3月11日、月面探査車「YAOKI」を開発するロボット・宇宙技術ベンチャーのダイモンとの技術パートナー契約を更新すると発表した。両社は2023年に初めて契約を締結し、2025年に実施された月面探査計画「Project YAOKI1(PY-1)」に参画。パンチ工業は3D計測サービスを提供し、日本の民間企業として初めて月面で稼働した月面探査車YAOKIの開発に貢献した。
2026年5月からの新契約では、ロケット打ち上げから月面着陸までの輸送過程における衝撃振動吸収を目的とした弾性体計測データの提供を継続する。さらに、YAOKI本体に装着される金属部品や熱可塑性樹脂部品の開発・加工の提供が新たに加わるほか、月面環境を模した極高真空・微粒砂条件での走行実験もダイモンと共同で実施し、同社の役割は拡大する見通しである。
2027年度後半には、改良型探査車による「Project YAOKI2(PY-2)」が計画されており、2機のYAOKIを月面へ輸送し資源探索に挑む予定だ。パンチ工業は精密金属加工や3D計測技術を活用し、探査車の軽量化や部品開発を通じてプロジェクト成功に貢献するとともに、航空宇宙産業分野での技術展開を加速させる考えである。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)






















