アイデミー、研修サービスのサーカスとGX人材育成に向けた協業を開始

■オンラインゲームを活用したGX研修を提供

 アイデミー<5577>(東証グロース)は18日、企業向けにボードゲームを使った研修サービスを提供するサーカス(東京都世田谷区)との協業を発表した。GX人材の育成に向け、オンラインゲームを活用したGX研修を共同で実施する。

 経済産業省のGXリーグにより、2024年5月に「GXスキル標準(※1)」が公表され、また、今年度中に「エネルギー基本計画」の改定が予定されるなど、GX推進およびGX人材育成の気運が高まっている。

 アイデミーは、2021年にオンラインDXラーニング「Aidemy Business」におけるGX領域のコンテンツ提供に始まり、2023年にはGX人材育成サービス「AidemyGX|法人向け」、2024年には「AidemyGX|個人向け」をローンチし、GX人材の育成をサポートしてきた。

 サーカスは、企業向けにボードゲームやオンラインゲームを活用した研修サービスを提供しており、企業経営が学べる研修用ビジネスゲーム『マーケティングファクトリー』、環境に配慮した新時代の企業経営が学べる研修用ビジネスゲーム『GXこうじょう』など、初心者でも楽しみながら実践的に学べるコンテンツを提供している。

 今回、アイデミーとサーカスは、知識を底上げする座学研修と、GXを体感しながら学ぶオンラインゲームとの組み合わせにより、立体的にGXの理解を深める新しい研修提供を目指し、6月4日より協業を開始した。

 GXが企業成長にどのように影響するか財務・マーケティング面とともに体感できる、サーカスが提供する企業経営オンラインゲーム『GXこうじょう』と組み合わせて、ゲームで学ぶGX要素と実際の技術動向の橋渡し研修(※2)をアイデミーが提供。また、より実態に則したGX要素の反映をはじめとする『GXこうじょう』の進化など、研修効果の最大化に向けて、両社は協力していく予定である。

 同研修は、知識獲得のためのリテラシー研修としての利用のほか、GXをテーマに企業の目指す姿や横断的な課題を部署を超えて学び議論する場として、法人の階層別研修、エンゲージメント研修としての活用も期待される。

※1:GXスキル標準(経済産業省 GXリーグ)
※2:オフライン推奨。オンラインも対応可。
(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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