大林組、川重、商船三井、千代化建など4社、「日本ニュージーランド水素コリドー」設立、グリーン水素輸入へ検討開始

■再生可能エネルギー豊富なNZを起点に水素供給網構築

 大林組<1802>(東証プライム)、川崎重工業<7012>(東証プライム)、商船三井<9104>(東証プライム)、千代田化工建設<6366>(東証スタンダード)の4社は3月5日、ニュージーランドでのグリーン水素製造と日本への輸出事業化の検討を進めるコンソーシアム「日本ニュージーランド水素コリドー」の設立を発表した。4社は同枠組みを通じ、同国を起点とした水素サプライチェーンの構築と日本向け輸出の実現を目指す。

 水素は燃焼時にCO2を排出しないクリーンエネルギーとして注目され、モビリティー分野のほか、鉄鋼や化学など脱炭素化が難しい産業でのエネルギー転換、火力発電での混焼利用など幅広い活用が期待されている。一方、日本はエネルギー自給率が低く、再生可能エネルギーの割合も限定的であることから、将来的な大規模グリーン水素需要を国内供給のみで賄うことは困難とされる。

 ニュージーランドは地熱発電や水力発電など再生可能エネルギー資源が豊富で、水素産業育成政策も進めている。4社は2026年度から事業化検討を開始し、2030年代初頭の輸出入開始を目指す。日本の脱炭素化とエネルギー安全保障の強化に寄与するとともに、ニュージーランドにおける新たな輸出産業の創出につなげる考えである。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■シャープ堺工場跡地を再活用、水冷技術と再エネ電力で高性能計算を実現  KDDI<9433>(東証…
  2. ■2026年3月6日全国公開、日本の観客へ感謝を込めた特別版  ギャガは、『映画 冬のソナタ 日本…
  3. ■写真555点で広がる味覚の世界、0歳からの「はらぺこ図鑑」  学研ホールディングス<9470>(…
2026年3月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031  

ピックアップ記事

  1. ■投資バリューは中立も株価材料として機能する局面も  株式市場は3月相場入りを控え、株式分割銘柄の…
  2. ■東京市場、株式分割ラッシュ拡大、値がさ化の進行が契機  3月相場は、また「二日新甫」である。「二…
  3. ■地銀・建設・リサイクル株が業績上方修正クラスターを形成  今週の当コラムは、内需ディフェンシブ株…
  4. ■「TACO」神話揺らぐ、内需関連が上場来高値圏  またまた「TACO(トランプはいつも尻込みする…
  5. ■高市トレード調整は好機か、配当利回り上位株で権利取り戦略  今週の当コラムは、権利付き最終売買日…
  6. ■「音楽が鳴っている限り踊る」か「笛吹けど踊らず」か、高市トレードで問われるベテラン投資家の知恵 …

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る