高千穂交易、万引常習犯対策「LINX Program」提供開始

■AI行動検知・顔認証・情報共有クラウドを連携し常習犯対策を強化

 高千穂交易<2676>(東証プライム)は3月5日、万引常習犯対策に特化した統合型ソリューション「LINX Program(リンクス・プログラム)」の提供開始を発表した。AIによる万引き行動検知、顔認証システム、情報共有クラウドを組み合わせ、小売店舗の万引き被害対策を高度化する狙いである。

■AIと顔認証を活用した万引対策の高度化

 近年、小売店舗では同一人物による常習的な万引きが被害拡大の要因となっているが、従来は従業員の目視や経験に依存する対応が中心であった。LINX Programは、万引き行動の早期発見から人物特定、再来店時の検知までを一体化することで、属人的な対応を削減し実効性の高い対策を実現する。AI万引き行動検知システム「veesion」が防犯カメラ映像から万引きに関連する動作を自動検知し、疑いのある人物の特定を支援する。

■情報共有と運用支援で地域防犯を強化

 特定された人物は顔認証システムと連携し、過去映像から最適な顔画像を登録できる。登録人物が再来店した際には即時通知され、店舗スタッフは声掛けや巡回強化などの対応を迅速に行える。また、情報共有クラウド「EMLINX」により、万引き犯の特徴や手口、被害情報を近隣店舗と共有可能で、広域で活動する常習犯への対策を地域全体で強化できる。さらに同社は、アラート動画の判定や顔登録、情報配信などの運用業務をリモートで支援し、店舗の業務負担軽減と安定した運用を後押しする。小売店舗全般を対象に提供し、2026年度に売上1億円以上を目指す。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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