ブレインズテクノロジーとアイシン、ヒューマノイドロボット活用の製造現場自働化を実証

■熟練人材不足に対応、人中心の生産現場を支えるヒューマノイド活用

 ブレインズテクノロジー<4075>(東証グロース)は3月5日、アイシン<7259>(東証プライム)と共同で進めているヒューマノイドロボットを活用した製造現場の自働化実証において、一連の自律動作が安定して行えることを確認したと発表した。RealMan Intelligent Technology社のヒューマノイドロボット「RMC-AIDAL」とAGVを連携させ、人が担ってきた通箱のピッキングやシュート投入といった工程を既存設備を大きく変更することなく自律動作で実現できることを確認した。

 背景には、製造業における熟練人材の不足や高齢化、多品種少量生産や頻繁なライン変更への対応といった課題がある。従来の産業用ロボットは高い生産性を持つ一方、専用治具や安全柵などの設備が前提となり柔軟性に制約があった。人と同じ身体構造を持つヒューマノイドロボットは既存の棚や台車など人向け設備を活用でき、単純な繰り返し作業から人を解放し、人中心の生産現場の実現につながる技術として期待されている。

 今回の実証では、同社がImpulse事業で培った動画像・3Dデータ解析などの認識技術とROSを用いた動作生成技術を組み合わせ、AGVで搬送された通箱をピックしシュートへ投入するまでの工程を自律的に実行することを確認した。今後は実生産ラインへの適用や動作安定化、対応可能な作業シナリオの拡大を進め、ヒューマノイドロボットによる製造現場の自働化と生産性向上を目指す方針である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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