UNIVA・Oakホールディングスの連結子会社、札幌市内で実用型垂直型両面太陽光設備事業を事業化

■商業施設での自家消費型として国内最大規模

 UNIVA・Oakホールディングス<3113>(東証スタンダード)の連結子会社ノースエナジーは6月21日、札幌市内にて実用型垂直型両面太陽光設備事業を開始すると発表。同事業は、従来の野立て型ソーラーパネルに比べ、降雪による損壊の懸念が少なく、冬季における安定的な発電を可能にするなどの優位性を持つ。また、独立行政法人日本貿易振興機構(ジェトロ)からの「対内直接投資促進事業費補助金」の採択を受けたことも発表された。

 ノースエナジー社は2014年の創業以来、太陽光発電設備の販売を手掛け、近年は自家消費型の太陽光発電設備の販売にも参入している。今回の事業化に至った背景には、道内の行政と連携した垂直型両面ソーラーパネルの実証実験が成功したことがある。このソーラーパネルは降雪地域でも安定的な発電が可能であり、商業施設での自家消費型として国内最大規模となる見込みである。

 今後、ノースエナジー社はカーボンニュートラルの実現を目指し、再生可能エネルギー事業のさらなる拡大を図る予定。ジェトロの補助金採択を受けた今回の事業は、同社の成長とグループ全体の価値増大に寄与する見通し。また、北海道に拠点を置きながら、様々な再生可能エネルギーの可能性に挑戦し、カーボンフリーな社会の実現に貢献していくとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る