ENEOSホールディングスは5年ぶり高値圏で堅調、海運事業の一部を日本郵船に譲渡

■これまで以上に資本効率を重視する経営を進めており「この方針に沿う」

 ENEOSホールディングス<5020>(東証プライム)は7月9日、851.0円(16.1円高)まで上げて2日前につけた2019年以来の高値865.9円位迫っている。8日午後、「当社グループ海運事業の一部譲渡について」を発表し、買い材料視されている。「第3次中期経営計画」で、これまで以上に資本効率を重視する経営を進めており、この方針に沿ったものとした。

 発表によると、グループの海運事業を手掛けるENEOSオーシャン株式会社の原油タンカー事業以外のLPG船、ケミカルタンカー、プロダクトタンカーおよび貨物船等を中心とする海運事業(以下「対象事業」)を、新たに設立する完全子会社に承継させた上で、新設会社株式の80%を日本郵船<9101>(東証プライム)に譲渡する。2025年4月1日に完了する見込みとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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