サカタのタネがアジア向け好調などで4ヵ月ぶりに2400円台を回復

株式市場 銘柄

 サカタのタネ<1377>(東1・売買単位100株)は後場も約4ヵ月ぶりに2400円台を回復したまま強い展開を続け、14時30分にかけては9%高の2420円(208円高)前後となっている。9日に第1四半期(6~8月)決算を発表し、11月中間期、5月通期の業績予想を増額修正。5月通期の純利益の見通しは従来予想の41億円を42億円に引き上げたことなどが好感された。アジア向けにニンジンが下期販売予定の一部を前倒しで出荷したこともあり大幅に増加したほか、トルコギキョウ、ブロッコリーなども好調に推移したという。6月には2440円まで上げたことがあり、業績見通しはこの頃より上ぶれるため、全体相場が回復すればこの高値を更新しても不自然ではなくなるといえる。

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