【株式市場】大手商社株などに様子見強まるが材料株や新興市場が強い

株式

◆日経平均の終値は1万8234円74銭(203円93銭安)、TOPIXは1503.13ポイント(12.00ポイント安)、出来高概算(東証1部)21億1152万株

チャート6 13日後場の東京株式市場は、13時を過ぎて三井物産<8031>(東1)がロンドンとニューヨークの貴金属部門を閉鎖する方針を固めたと日経QUICKニュースで伝えられ、当の三井物産株は底堅かったが全般に様子見ムードが漂う展開になった。日経平均は13時30分頃に214円87銭(1万8223円80銭)まで下げ、その後も190円安前後で小動きとなった。一方、東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均は堅調続伸となった。

トヨタ自動車<7203>(東1)ファナック<6954>(東1)が後場一段軟調になるなど主力株が総じて重く、三井物産のニュースが伝えられた後は三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>(東1)などのメガバンクも一段軟化。一方、原油安などが好感されて日本航空<9201>(東1)は引き続き高く、明光ネットワークジャパン<4668>(東1)は業績予想の増額修正や自社株買いが好感されて急伸。ディジタルメディアプロフェッショナル<3652>(東マ)は業績予想の増額や次世代LSIの開発・製品化などが好感されてストップ高。太洋工業<6663>(JQS)は食品包装フィルム並みの薄さのフレキシブルプリント基板が引き続き材料視されて2日連続ストップ高。

東証1部の出来高概算は21億1152万株(前引けは10億9407万株)、売買代金は2兆4044億円(同1兆1549億円)。1部上場1900柄のうち、値上がり銘柄数は845(同779)銘柄、値下がり銘柄数は933(同992)銘柄。

また、東証33業種別指数は11業種(前引けは13業)が値上がりし、値上がり率上位は、空運、水産・農林、その他製品、陸運、パルプ・紙、医薬品、金属製品、化学、などとなった。

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