23日に新規上場のフィットイージーは1213円(公開価格の23%高)で初値の後一段と上げ好スタート

株式市場 IPO 鐘

■アミューズメント要素を取り入れたフィットネスクラブ「フィットイージー」を展開

 7月23日に新規上場となったフィットイージー(212A)(東証スタンダード・名証メイン)は、アミューズメントフィットネスクラブの運営などを行い、買い気配出スタート。東証の取引で朝の取引開始から43分を経過して1213円(公開価格990円の23%高)で初値をつけ、その後1275円(同29%高)まで上げる場面をみせて売買されている。

 「楽しみながら健康になる」の実現を目指し、フィットネストレーニング機器のみならずアミューズメント要素を取り入れたアミューズメントフィットネスクラブ「フィットイージー」を2024年4月末時点で日本全国に155店舗(直営24店舗、フランチャイズ・チェーン131店舗)を事業展開している。

 フィットネスクラブ業界は、異業種からの新規参入や同業種の新業態による低価格帯ジムの出店などが増加しているが、同社の運営する『FIT-EASY』は、フィットネスマシン機器のみならず、「スタジオ」、「高濃度酸素ルーム」、「ゴルフ」、「ラウンジ」、「サウナ」、「ドライブシミュレーター」、「セルフエステ」、「テニス」、「フットサル」と様々なサービスを展開し、150店舗を超える出店で培った「楽しみながら健康になる」を掲げたアミューズメントフィットネスクラブとしてのノウハウを活かした店舗開発及びサービス開発、サードプレイス(自宅でもない職場でもない第三の場所)となる店舗運営により、他社とは異なる差別化によりシェア獲得を維持し続けている。

 業績見通し(2024年10月期・個別、会社発表)は、売上高60億64百万円(前期比35.3%増)、営業利益14億87百万円(同33.6%増)、経常利益14億58百万円(同33.2%増)、当期純利益9億30百万円(同28.7%増)を見込んでいる。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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