18日新規上場の雨風太陽は公開価格1044円の26%高で初値つく

株式市場 IPO 鐘

■生産者から直接食材を購入する「ポケットマルシェ」など運営

 12月18日新規上場となった雨風太陽<5616>(東証グロース)は買い気配で始まり、取引開始から40分を過ぎた午前9時42分に1320円(公開価格1044円の26%高)で初値をつけた。その後1326円まで上げる場面をみせて売買されている。

 CtoCプラットフォーム「ポケットマルシェ」運営し、「都市と地方をかきまぜる」というミッションの下、ヒト・モノ・カネのあらゆる側面で都市と地方をつなぐサービスを提供。定期的に旬の食材が届くサブスクリプションサービス、食べ物付き情報誌「食べる通信」、ふるさと納税プラットフォーム「ポケマルふるさと納税」を提供している。また、そうしたサービスで築いた基盤を活用して、企業・自治体向けサービスや都市と地方の間の人流を生み出す「ポケマルおやこ地方留学」を展開している。

 「ポケットマルシェ」の食品EC市場は、2022年で2兆7505億円となっており、前年度からは109.2%に成長している。業績見通し(2023年12月期・個別、会社発表)は、売上高が955百万円(前期比50.2%増)、営業損失247百万円(前期は営業損失475百万円)、経常損失181百万円(前期は経常損失321百万円)、当期純損失185百万円(前期は当期純損失322百万円)。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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