アイデミー、1日完結型のデータ分析コンペティション「comp8」開催 優勝チームは大日本印刷

■13社17チームの計51名が参加

 アイデミー<5577>(東証グロース)は、法人向けのオンラインDXラーニングAidemy Business」の受講を通しデータ分析や機械学習について学びを深めた人材を対象に、会場に集まって行う1日完結型のデータ分析コンペティション「comp8(こんぺいとー)」を2024年6月に開催した。第3回目となる今回の「comp8」には、13社17チームの計51名が参加し、大日本印刷<7912>(東証プライム)からの参加チームが優勝。アイデミーは、「Aidemy Business」での学習成果を実践する機会として、同コンペティションを今後も継続的に開催していく予定である。

 アイデミーでは、オンラインDXラーニング「Aidemy Business」を通じて企業のDX推進を伴走支援する中で、「学習の成果を確認する機会としてデータ分析や機械学習のスキルを実践する場がほしい」というクライアントからの声を受け、2022年よりデータ分析コンペティションを主催している。同コンペティション名「comp8」は、1日(8時間)で完結するコンペティション(competition 8(hours))に由来し、参加者に楽しんでほしいという願いを込めて、“こんぺいとー”という遊び心あるネーミングとしている。

<comp8の特徴>
・通常の業務を逼迫せず、気軽に参加できる設計
 制限時間を8時間と一般的なデータ分析コンペティションと比較してコンパクトに設定。会場に集まって行う1日完結型のデータ分析コンペティションである。

・コンペ参加経験のない人も挑戦しやすい環境
 対象を「Aidemy Business」の受講生に限定することで、同じ学習バックグラウンドを持ち、かつレベル感の近い参加者同士が課題に取り組み競い合うことができる。

・短い時間の中でも、リアルなデータを用いた実践的な分析が可能
 課題の設定に際しては、課題を解く際のガイドラインとなるソースコードの共有や、参加者一律のプログラム実行環境をアイデミーで準備する等の工夫を行っている。

【コンペティションの詳細】
<開催概要>
名称:comp8
主催:株式会社アイデミー
対象:Aidemy Business導入企業に勤める希望者(3人1組のチーム制)
所要時間:8時間(単日開催)
課題の概要:時系列要素を含むテーブルデータの回帰問題
今回の課題は、「各部屋の温度と湿度」「外部観測の気象データ」を用いた住宅のエネルギー消費量の予測で、予測値と実測値の乖離をどこまで小さくできるかをチーム間で競った。

<参加企業>
13社17チームが参加。
・TOPPANエッジ株式会社
・三井物産流通グループ株式会社
・オムロン ソフトウェア株式会社
・大日本印刷株式会社
・古河電気工業株式会社
・水ing株式会社
・日野自動車グループ
・京セラ株式会社
・KDDI株式会社
・キヤノンマーケティングジャパン株式会社
・株式会社マツダE&T 他(順不同)

<結果>
 優勝は大日本印刷からの参加チーム。同優勝チームからはコメントが寄せられ、「用意していただいたデータセットは様々な角度からの発見があり、課題に取り組みながらデータ分析の奥深さを感じることができました。次回もぜひ参加させていただきたいです!」としている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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