スタンレー電気が高値を更新、第1四半期の大幅増益と発行株数の8%に達する規模の自社株買い好感

■第1四半期は売上高8.7%増、営業利益2.6倍に

 スタンレー電気<6923>(東証プライム)は7月30日、大きく出直って始まり、取引開始後は6%高の3012.0円(163.5円高)まで上げ、約2か月ぶりに年初来の高値を更新している。29日の15時に発表した第1四半期決算(2024年4~6月・連結)が大幅増益となり、発行株数の8%に達する規模の自己株式取得(自社株買い)も発表し、好感されている。

 第1四半期決算(2024年4~6月・連結)は売上高が前年同期比8.7%増加し、営業利益は2.6倍に拡大するなど好調で、おおかたのアナリスト筋の予想を上回る出来だったもよう。また、自社株買いは、取得株式総数1300万株(自己株式を除く発行済株式総数の8.11%)、取得総額300億円を各上限として、24年8月13日から25年3月31日までの予定で実施するとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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