綿半ホールディングスは第2四半期、通期業績予想を上方修正

IR企業情報

■ホームセンター事業、建設事業ともに好調

 綿半ホールディングス<3199>(東2)は15日、3月期第2四半期、通期業績予想の上方修正を発表した。

 第2四半期連結業績累計(15年4月~9月)予想の売上高は、前回予想(5月14日)を12億8000万円上回る426億7300万円(前回予想比3.1%増)、営業利益は5億7900万円上回る7億8100万円(同3.9倍)、経常利益は6億1200万円上回る8億9200万円(同2.2倍)、四半期純利益は4億300万円上回る5億9500万円(同3.1倍)と大幅な上方修正により増収増益を見込む。

 ホームセンター事業では、4月から5月の好天により飲料や園芸用品が好調に推移し、その後の天候不順で季節商品などに一時的な低迷が見られたが、9月からの冷え込みにより秋物関連商品が好調な滑り出しとなり、総じて堅調に推移した。利益面では、食品のロス率改善などの原価低減策が奏功し、利益率が改善された。

 また、建設事業では、前期より繰越されている自走式立体駐車場建設での大型工事物件の施工が順調に進捗し、売上高が増加しているほか、建築鉄骨を中心に比較的利益率のよい物件が上期に集中し、利益を押し上げている。

 上期業績の好調に伴い、通期の連結業績も上方修正し、売上高は、前回予想を6億6700万円上回る887億6800万円(前回予想比0.8%増)、営業利益は2億5100万円上回る13億8300万円(同22.2%増)、経常利益は2億8400万円上回る15億3700万円(同22.7%増)、純利益は1億1200万円上回る12億6000万円(同9.8%増)と上方修正により、増収増益を見込む。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京大学発スタートアップが開発、19自由度のヒューマノイドロボット  東京大学発スタートアップH…
  2. ■売却面積は約1.6倍に、総額1,785億円超の譲渡価額  東京商工リサーチは6月30日、2024…
  3. ■従来の検索では見つけられなかった本との出会いを創出  富士通<6702>(東証プライム)傘下の富…
2025年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■株主還元強化が市場の安心材料に  東京エレクトロン<8035>は8月1日、2025年3月期の業績…
  2. ■市場の霧が晴れ始めた、個別銘柄の好調が投資家を惹きつける  前週31日の植田和男日銀総裁の記者会…
  3. ■利上げか、現状維持か?日銀総裁の決断で明暗分かれる8月相場  日銀の金融政策を巡る不確実性が続く…
  4. ■選挙惨敗の石破首相に退陣要求、政局混迷の行方  まるで狂言の『乳切木』(ちぎりき)を観るようであ…
  5. ■九州地盤銘柄に割安感、福証単独上場企業にも注目集まる  東京エレクトロンやアドバンテストなどの半…
  6. ■参院選で与党過半数割れ、石破政権の行方不透明に  7月20日投開票の参議院議員選挙は、大手メディ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る