キャリアデザインセンターは一段高で始まる、配当方針の変更と今9月期末配当の増配を好感

■90円の予定(前期比20円の増配)利益還元をより充実

 キャリアデザインセンター<2410>(東証プライム)は8月21日、一段と出直って始まり、取引開始後は9%高の1845円(153円高)まで上げて7月31日以来の1800円台を回復している。20日の夕方、「配当方針の変更および配当予想の修正(増配)」について発表し、これまで1株80円の予定としていた今期・2024年9月期末配当を同90円の予定(前期比20円の増配)とし、好感買いが先行している。

 過去の配当は、毎期の状況に合わせ、普通配当に加え特別配当などを実施してきたが、今9月期の業績は期初の業績予想を下回る見込みであり、2021年11月に公表した26年9月期までの中期経営計画『Beyond200』は、概ね計画通りに進捗している。今後は株主への利益還元の姿勢を明確にし、より充実を図るため、目安とする配当性向を普通配当のみで40%以上とし、業績動向や財務状況等を考慮しながら継続的な配当を実施することとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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