森永製菓は好業績や体操・白井選手の「勝負食」も材料視され幅続伸

株式市場 銘柄

■信用取引残高が高水準のまま拮抗し需給妙味

 森永製菓<2201>(東1・売買単位千株)は18日、取引開始後に809円(29円高)と2日ぶりに高値を更新した。引き続き、10日の取引終了後に発表した2017年3月期・第1四半期決算(16年4~6月・連結)が営業、経常利益とも前年同期比8割増加する驚異的な増益となったことなどが好感されている。信用取引残高が高水準のまま拮抗しており、動き出した方向に値動きが増幅する可能性があるようだ。

 ソフトキャンディー「ハイチュウ」が全米で人気拡大と伝えられているほか、リオデジャネイロ五輪では、体操の男子団体「金」、個人「銅」に輝いた白井健三選手(日体大)が同社のチョコレート「DARS」(ダース)を試合会場にまで持ち込んで「勝負食」としていると伝えられ、材料視されている。

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