美樹工業、ヒョウ工務店を完全子会社化へ、兵庫県内の建設事業強化を目指す

■ヒョウ工務店の全株式を取得

 兵庫県姫路市に本社を置く美樹工業<1718>(東証スタンダード)は8月26日、取締役会において、ヒョウ工務店(兵庫県神戸市)の全株式を取得し、同社を完全子会社化することを決定したと発表。これにより、美樹工業は技術者と協力会社の相互活用を図り、事業競争力のさらなる強化を目指していく。

 ヒョウ工務店は、2001年設立の建設事業を主とする企業で、兵庫県神戸市を中心に活動している。同社の株式取得により、美樹工業は、兵庫県内における事業基盤を拡大し、グループ全体の信用力を背景に、新たな物件獲得を推進する。ヒョウ工務店の強みである地域密着型の事業展開と、美樹工業の広範なネットワークを融合させることで、さらなる事業成長を図る。

 なお、今回の株式取得に伴い、美樹工業はヒョウ工務店の発行済議決権付普通株式1,200株を全て取得し、完全子会社化を完了する予定である。同件が今期の業績に与える影響は軽微である見込みだが、今後の事業展開において大きなシナジー効果が期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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