FIGグループ、ラピダスの北海道に建設中の最先端ロジック半導体工場にAMR『WILL-FA』を導入

■自動化と省人化を推進するAMR『WILL-FA』、2025年に導入予定

 FIG<4392>(東証プライム)グループのREALIZEは8月26日、ラピダスが北海道千歳市に建設中の最先端ロジック半導体工場「IIM-1」に、自社開発の搬送ロボットAMR「WILL-FA」を導入することが決定したと発表。このAMRは、SLAM技術を用いた自律走行機能を持ち、カメラやLiDARセンサーからの情報を基に、工場内の自動化と省人化を実現するものである。

 「WILL-FA」の導入は、材料・部品容器のエリア間搬送業務を自動化する目的で、エア・ウォーターと第一実業との共同提案により実現された。ラピダスのIIM-1工場では、2025年にパイロットラインが稼働し、2027年から量産が開始される計画であり、「WILL-FA」はこの生産ラインの重要な役割を担う。

 FIGグループは、ソフトウェア、ハードウェア、IoT技術を融合させ、半導体産業の自動化と効率化に貢献していくことを目指している。今後も搬送ロボットの技術向上と自動化ソリューションの提供を通じて、産業全体の発展に寄与していく方針である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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