【株式市場】前場の日経平均は62円高、朝方の3万9000円乗せから値を消しTOPIXは小安い

◆日経平均は3万8709円88銭(62円13銭高)、TOPIXは2712.56ポイント(0.07ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は7億4661万株

 9月2日(月)前場の東京株式市場は、前週末のNYダウ最高値などが好感されて全般買い先行ではじまったものの、半導体関連株屋自動車株などに伸び悩む銘柄がみられ、東証33業種別指数では14業種の値上がりにとどまった。住友電工<5802>(東証プライム)が総務省の通信インフラ強靭化予算などへの期待で値上がりし、防衛予算への期待などで川重<7012>(東証プライム)なども高い。銀行株や証券株もしっかり。日経平均は朝寄り直後に432円89銭高(3万9080円64銭)まで上げたが、これを上値にダレ模様になり、前引けは小幅高。TOPIXは小安くなった。

 パナソニックHD<6752>(東証プライム)が未定だった配当額の開示など好感されて活況高。ラクーンHD<3031>(東証プライム)やACCESS<4813>(東証プライム)は四半期決算が好感されて活況高。三栄コーポ<8119>(東証スタンダード)は9月末の株式4分割が好感され活況高。

 東証プライム市場の出来高概算は7億4661万株、売買代金は1兆6838億円。プライム上場1646銘柄のうち、値上がり銘柄数は472銘柄、値下がり銘柄数は1123銘柄。

 東証33業種別指数は14業種が値上がりし、非鉄金属、銀行、証券、輸送用機器、電力ガス、その他金融、鉱業、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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