関電工が高値を更新、「大手電力の設備投資比率、14年ぶり高水準」とされ恩恵に期待強まる

■電力株も北海道電力から九州電力まで全面高

 関電工<1942>(東証プライム)は9月6日、一段高で始まり、取引開始後は6%高の2270円(119円高)まで上げ、約1週間ぶりに株式分割を考慮した2000年以降の最高値を更新した。「大手電力の設備投資比率、14年ぶり高水準」(日経電子版速報ニュース9月5日夕方)と伝えられ、恩恵に期待が強まっている。電力株も北海道電力<9509>(東証プライム)から九州電力<9508>(東証プライム)まで全面高となっている。

 「大手電力会社の2025年3月期の売上高設備投資比率が14年ぶりの高水準になる見通しだ。中国電力や北海道電力では過去25年で最高になる」(同)と伝えられた。14年ぶりは、東日本大震災が発生した2011年3月期以来のため、電力設投関連株にとっては久々の恩恵になる。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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