ispaceが大幅続伸、宇宙界の重鎮が集結、「ルナ・アドバイザリー・ボード」設立

■元ESA局長、元NASA副長官ら4名が就任、グローバル戦略を強化

 ispace(アイスペース)<9348>(東証グロース)は9月10日、93円高(14.13%高)の751円(10時29分)まで上げて大幅続伸している。同社は本日、宇宙業界の国際的リーダーで構成されるルナ・アドバイザリー・ボードの創設を発表した。初期メンバーには、元欧州宇宙機関事務局長のジャン-ジャック・ドルダン氏、元内閣府宇宙開発戦略推進事務局長の小宮義則氏、元SpaceX上級副社長の友也・トーマス・オシネロ氏、元NASA科学ミッション本部副本部長のアラン・スターン氏が就任した。

 ボードは、シスルナ経済圏構築に向けた事業戦略、政策、技術、国家安全保障、社会経済評価に関する重要な洞察とアドバイスを提供する。ispaceは、ボードメンバーの豊富な経験を活かし、グローバルな事業展開を進める方針である。

 各メンバーは、ispaceのビジョンに沿った多様なキャリアを持ち、その知見を活用してシスルナ経済圏の構築を牽引する。代表取締役CEOの袴田武史氏は、尊敬する宇宙産業のリーダーたちを迎えられたことへの喜びを表明し、多角的かつ包括的なアプローチへの期待を示している。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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