六甲バターが戻り高値に進む、10月から一部値上げの効果などに期待

■第2四半期は前年度の価格改定効果等により黒字転換

 六甲バター<2266>(東証プライム)は9月13日、再び出直って始まり、1500円(55円高)まで上げた後も堅調に売買され、約2週間ぶりに戻り高値を更新している。10月1日納品分からチーズ製品の一部値上げを発表済み。8月に発表した第2四半期決算(2024年1~6月・累計)では、「前事業年度のチーズ製品の価格改定効果等により、営業利益は11億2千3百万円(前年同期は営業損失1億9千8百万円)」(決算短信より)と黒字に転換しており、10月からの値上げ効果に期待して注目を強める様子があるという。

 第2四半期決算では、主にチョコレート製品の販売が終了したことにより売上高は前年同期比2.7%減だったが、営業利益など各利益は前年同期比で黒字に転換した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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