マルマエは24年8月期業績予想を上方修正、半導体・FPD分野の受注拡大

(業績修正速報)
 マルマエ<6264>(東証プライム)は9月12日の取引時間終了後に、24年8月期業績(非連結)予想の上方修正を発表した。半導体分野とFPD分野の受注が想定よりも拡大し、前回予想に比べて減収減益幅が縮小する見込みとなった。受注が回復傾向であり、25年8月期の収益も回復基調だろう。株価は地合い悪化も影響して年初来安値圏だが、売り一巡して反発の動きを強めている。上方修正を評価して出直りを期待したい。

■24年8月期は上方修正して減収減益幅縮小

 24年8月期の業績(非連結)予想は9月12日付で上方修正して、売上高が23年8月期比30.9%減の47億49百万円、営業利益が82.0%減の1億55百万円、経常利益が94.7%減の42百万円、当期純利益が95.9%減の29百万円とした。

 前回予想(3月28日付で下方修正して売上高が46億80百万円、営業利益77百万円、経常利益が39百万円の損失、当期純利益が34百万円の損失)に対して、売上高を69百万円、営業利益を78百万円、経常利益を81百万円、当期純利益を63百万円それぞれ上方修正し、前回予想に比べて減収減益幅が縮小する見込みとなった。

 売上面は、半導体分野における顧客内の在庫整理進展によって消耗品の受注が拡大し、FPD分野においてはG8 OLED向けの受注が拡大した。利益面は、売上高の上振れに加え、設備投資や人員数の抑制なども寄与した。なお8月に襲来した台風10号の影響により工場稼働率が想定ほど伸びていないため、受注損失引当金約40百万円および棚卸評価損の増加を見込んでいる。

 配当予想は据え置いて、23年8月期比6円減配の30円(第2四半期末10円、期末20円)としている。受注が回復傾向であり、25年8月期の収益も回復基調だろう。

■株価は反発の動き

 株価は地合い悪化も影響して年初来安値圏だが、売り一巡して反発の動きを強めている。上方修正を評価して出直りを期待したい。9月12日の終値は1544円、前期推定PER(修正後の前期予想EPS2円29銭で算出)は約674倍、前期推定配当利回り(会社予想の30円で算出)は約1.9%、前々期実績PBR(前々期実績のBPS591円25銭で算出)は約2.6倍、そして時価総額は約202億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■オーダーメイド開発と人材リスキリングで業務変革を伴走支援  ベルシステム24ホールディングス<6…
  2. ■調査件数拡大と効率化で追徴税額1431億円  国税庁は12月、令和6事務年度における所得税および…
  3. ■企業の6.5%がクマ出没による業務影響と回答、宿泊業で4割に迫る  東京商工リサーチ(TSR)は…
2026年1月
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031  

ピックアップ記事

  1. ■地方銀行:収益改善、昨年11月の業績上方修正が寄与  昨年来高値更新銘柄の1割超を占める銀行株は…
  2. ■超短期決戦の総選挙で市場動向が政治判断に影響  いよいよ衆議院議員選挙だ。みょう27日に公示され…
  3. ■AI以外に目を向けよ、割安株に潜む上昇機会  1980年代のバブル相場では、産業構造改革で「軽薄…
  4. ■利上げと解散総選挙、日本経済の分岐点迫る  今週は、運命の1月22日、23日が控えている。1月2…
  5. ■上場来高値更新の金先物、産金・再資源化・再販株に資金集結  当コラムでは昨年来、何度も金関連株を…
  6. ■地政学リスクの影が迫る市場、ヘッジ先は金関連株にあり  しばしばニュースで報じられる高齢ドライバ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る