日清オイリオGが上場来の高値を更新、菜種ミール「巡り巡って食用油の価格上昇」の報道に注目集まる

■株主資本コストを上回るROEを推進

 日清オイリオG(日清オイリオグループ)<2602>(東証プライム)は9月19日、再び上値を追う相場となり、5520円(180円高)まで上げて2日ぶりに上場来の高値を更新し、その後も5500円台で堅調に売買されている。10⽉からクッキングオイルの価格改定を行う予定で、物流費⾼騰などの影響が緩和される期待があるほか、「菜種ミール在庫急増」(日本経済新聞9月19日付朝刊)と伝えられた記事の中に「巡り巡って食用油の価格上昇にもつながりかねない」との予測があり、連想買いを入れる動きもあるようだ。

 株主資本コストを上回るROE(自己資本利益率)水準の達成を重要な経営目標とし、2024年度はROE8.0%以上、ROIC5.0%以上を経営目標とし、取り組みを進めている。来期から始まる新中期経営計画でも一段と株主資本コストを上回る経営を推進するとみられている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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